第四の集会は、他のどの集会ほどには重要ではありませんが、神はこれを用いてわたしたちに言葉の供給を得させられます。もし使徒がわたしたちのところを通過するとか、あるいは使徒、教える者、預言者、御言葉の奉仕者がわたしたちの間にいる時、わたしたちはメッセージを聞く集会を持ちます。

Ⅰ. メッセージを聞く集会

この集会は重要でないと言っているのではありません。この集会は最も単純であると言っているのです。多くの集会の中で、メッセージを聞く集会は最も単純な集会です。しかし、他の集会と同様に、多くのことを学ばなければなりません。集会に遅れて、他の人たちを待たせてはいけません。接待の人にしたがって、案配された場所に座ります。聖書と詩歌を持参します。

霊的な面では、この集会に参加する際、まず心が必ず開かれていなければなりません。先入観を抱いている人は、メッセージを聞く必要はありません。聞いても役に立たないからです。もし心を閉ざしているなら、神の御前で恵みにあずかることはできません。これは、メッセージを聞く人それぞれが注意しなければならないことです。メッセージをする人がうまく語れるかどうかは、半分は語る人に責任があり、後の半分は聞く人に責任があります。もしメッセージする人が、閉ざされた心に出会うなら、構えて受け入れない態度に出会ったなら、メッセージをすることはできません。

心が開かれているだけでなく、霊も開かれているべきです。この集会で霊が開かれていることは、とても重要です。真の言葉の奉仕者がメッセージをする時、彼の霊は開かれています。彼が集会の中で開かれた霊に触れるなら、彼の霊は出てくる時、さらに力が増します。もし集会の霊が開かれていなければ、あるいはどうでもいいという霊であれば、または閉じた霊であれば、彼の霊はちょうど箱舟のハトと同様に、飛んで行ってもまた戻ってきます。ですから、集会の霊が開かれている必要がありますし、奉仕者の霊も出てくる必要があります。もし集会の霊が多く開かれているなら、預言者の霊も多く出てきます。

わたしたちは柔らかい人となって、霊を開くことを学ばなければなりません。聖霊に出てきてもらいましょう!冷ややかでかたくなな意見に満ちてはいけません。集会を助ける人となりましょう。集会の霊を妨げる人になってはいけません。あなたの霊は、メッセージをする人の霊が出てくるのを助けなければなりません。あなたの霊がメッセージをする人の霊が出てくるのを妨げてはいけません。もし兄弟姉妹がこの学課を学ぶなら、集会はますます強くなっていくでしょう。

これまでに交わった四つの集会、

  1. 福音を伝える集会
  2. パンさきの集会
  3. 祈りの集会
  4. メッセージを聞く集会

が聖書の中でわたしたちに見せている各種の集会の模範です。

わたしたちはこれら五種類の異なる集会を一つ一つよくよく学ぶ必要があります。わたしたちはいい加減であってはいけません。どうか神がわたしたちをあわれんでくださいますように。

参考資料

ウォッチマン・ニー全集 第三期 第四十九巻 初信者を成就するメッセージ(一)第十三編
出版元:日本福音書房

※ 本記事で引用している聖句に関して、明記していなければすべて回復訳2015からの引用です。
「オンライン聖書 回復訳」

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